2013年8月20日火曜日

チャオプラヤ川の水量


高校の地理の授業のおかげで、タイの国土はメコンデルタによるものであることは知っていた。しかし地図上で見ると、川は青い1本の線にしかすぎない。この2本の線によって、こんな広大な土地がつくられたとの実感はなかった。
ところが実際のチャオプラヤ川を目の当たりにして、その水量には圧倒された。同行の友人と、
「これは海だね」
と言い合ったことを憶えている。
流れる水を眺めながら、この水量をもってすれば、相当な土木事業でもなし得るだろうと納得したものだ。
バンコク、1981年。