2013年11月29日金曜日

タークで見かけた水車


1990年タークに行くことにしたのは、たまたまバスの席が空いていて、すぐに出発するからという理由から。何とも無目的な旅立ちだった。
当時の長距離バスは、なかなか時間どおりには到着してくれない。ほとんどは途中でパンクしたり、エンジンが不調になったりということが原因だったのだが、このときは別のトラブルが発生した。
車内後部の配電盤が火を噴いたのだ。爆発音と煙に驚いた乗客は、悲鳴をあげながら前部に殺到。将棋倒しにな り、けが人まで出てしまった。
代車がくるまで待たされ、大幅に遅れてのターク到着となった。
苦労して辿り着いたタークは、ちょうど良い大きさの町だった。ピン川の流れを眺めながらの散歩も楽しく、その居心地の良さに味をしめ、翌1991年も再訪することになる。
ターク、1991年。