友人に誘われて、この年の1月からジム通いを始めた。
日本にいるときはそこそこ運動もしているのだが、チェンラーイ滞在中はせいぜい自転車に乗ったり歩きまわったりするくらいだ。それでも、普通の人よりは身体を動かしているはずだが、少々運動不足に感じることもある。
誘ってくれた友人は、トレーニング歴30年。タイでは1日おき、日本でも週2回はジムに通っているという、いわばその道の達人と言って良いだろう。
友人が今年になって新しいジムを見つけ、通い始めたのが「PRO GYM」というところだ。場所はサンコークチャン通りにあり、1回50バーツと格安で、中は広々としている。ランニングマシンは10台もあり、器具もかなり揃っている。
客はタイ人、欧米人で、日本人は我々以外見掛けることはなかった。
筋トレメニューをこなし、最後にランニングマシンで仕上げる、約90分のトレーニングを続けた。
ランニングマシンで走っていて気付いたのは、タイ人は走らないということ。皆、歩いているのだ。せっかくのランニングマシンは、ウオーキングマシンとしてしか使われていない。
夕方の郊外でも、ジョギングしている人は、ウオーキングの人に比べたら遥かに少ない。タイの人は、走るより歩くのが好きなのだろうか。
チェンラーイ、2018年。