昨年撮らせて貰った写真を持って、シリコーン市場に行った。
市場に入ると、すぐに野菜・果物ジュース売りの女性が気付いてくれた。写真中央の人だ。隣の男性が旦那さんで、二人とも日本に行ったことがあるそうだ。
早速10数枚の写真を並べると、これは誰、こちらは誰と仕分けしてくれる。幸い全員商売中だったので、売り場を回りながら配っていく。すると、その周りの人が写真を見て「私も撮ってくれ」。僕としても、新たな被写体が見つかれば嬉しい。
「いつ貰えるの?」
「今度来たらね」
市場では、近年こんなことの繰り返しになっている。
ジュースの売り場は、やや広い区画に移動していた。
「商売繁盛だね」
それには答えず、ただにっこり。
野菜も果物もたっぷり入った特製ジュースは、実に美味しかった。
チェンラーイ、2019年。