2014年5月3日土曜日

タイ・ビルマ橋


1995年12月。メーサーイはとても寒かった。ビルマ側の山から吹き下ろす風が冷たく、路上では凍死者もでているようだった。メーサーイ長期滞在の日本人の間で、ビルマから吹く風のことは「ビルマ下ろし」と呼ばれた。12月のビルマ下ろしは厳しい。
国境の橋の名前を何と呼ぶのか、地元のタイ人に訊いてみた。「タイ・ビルマ橋」と教えられたが、対岸では「ビルマ・タイ橋」と呼ぶのかもしれない。
橋のたもとには、「日立の木」 として知られるモンキーポッドの木が見える。その左手の建物には、免税店が入っている。
メーサーイ、1995年。