2014年12月15日月曜日

蝋燭の下で遊ぶ


夜は、焚き火を囲むように人が集まっていた。空の星は、とても近くに感じられた。井戸端会議ならぬ火の端会議は、焚き火が燃え尽きると散会になった。
寒い山で水浴びは辛いだろうと、知人家族は焚き火で大鍋に湯を沸かしてくれた。その温かさは、身体にも心にも沁みた。
電気のない村の子供たちには、テレビもゲームもない。それでも、蝋燭の火の下、追いかけっこやかくれんぼをして、楽しそうに遊んでいた。
メーチェム、2004年。