2014年12月16日火曜日

ドイインタノンのリス族村の朝


朝は霧がでて、視界はほとんど利かない。
「こんなところまで来てくれてありがとう」
「こんな素晴らしいところに連れてきてくれて、本当にありがとう」
本心だった。
電気もガスも水道もない。畑で作物を作り、豚を殺し、飼っている鶏やその卵を食べる。
自然のなかで生きる、人間の本来の姿を垣間見ることができたことに感謝したのだ。
この日の朝、タイ最高峰ドイインタノンの最高地に位置するリス族村を後にした。
メーチェム、2004年。