タイ側メーサイとミャンマー側タチレクとの間、サイ川に掛かる橋は「タイ・ビルマ橋」と呼ばれている。
この国境線は、どうやら川の中心線に位置するらしい。おそらく川が国境になっている場所では、このような取り決めが多いに違いない。
この橋を初めて渡ったのは1983年のことだが、その頃に比べると随分と川幅が狭くなっている。理由は、両端から埋め立てが進んだからだ。最初はタイ側から埋め立てられ、その後はミャンマー側からの進出が目立った。
その結果、雨季の洪水が頻発するようになってしまった。
タチレク・メーサイ、2012年。