チェンラーイ郊外に建設中の「バーンダム(黒い家)」が、プレオープンしていると聞いて出掛けてみた。
地元チェンラーイ出身の芸術家タワン・ダッチャニーという人が造っている、博物館のようなものだという。
国道から西へ入って、細い道をくねくね行ったところにあり、後で一人で行ってみろと言われても、地図なしではちょっと難しいような場所だ。
正式な開館ではないので、もちろん無料で入館できた。「黒い家」という名称のとおり、かなり広い敷地には、黒を基調にした建物が点在している。建物の中には、動物の骨格やら、剥がされた皮やら、かなり生々しい作品(?)が展示されていた。
僕が訪れた2012年の翌々年、タワン・ダッチャニーさんは亡くなられたそうだ。
チェンラーイ、2012年。