2018年12月22日土曜日

ワット・プラシンの三宝節

三宝節の日、本堂の周りを三回周ってお参りをする。

2016年夏の滞在は、僕としては短期間のものだった。16年一緒にいる愛犬の体調不良によるもので、危篤状態から回復した空きを見て日程を決めたものだ。犬には、帰るまで「生きていろよ」と言い聞かせておいた。
チェンラーイ入りした当日が、ちょうど三宝節の日だった。
三宝節とは、陰暦8月の満月の夜に釈迦が初めて5人の弟子に仏法を説き、これによって仏・法・僧の三宝が完成されたことを祝う仏教祭典だ。
夕刻、ワット・プラシンに出掛けてみると、ちょうどお参りの人が来始めていた。人々は花と線香を手に、お経を唱えながら本堂の周りを3周する。
帰国すると、犬は言いつけを良く守り、散歩に出られるまでに、一旦は回復した。お蔭で、それから2ヶ月間、最後の世話をすることができた。
チェンラーイ、2016年。