隠れ宿のようだったメーコックビラが、日本人に人気の宿として大ブレイクしたのは、1987年に出版された“地球の歩き方・タイ”に紹介されてからのことだ。
ちょうどその頃、ゲストハウスのすぐ前の大市場に夕方から市がたつようになったのと、やはり目の前にスーパーマーケット(サハタウィーキットという名称)が開店して、生活の便が良くなったのも、人気宿になる大きな要因だったろう。
その居心地の良さと利便性のお陰で長期滞在者が多く、この後1990年頃には満室の状態が続くほどの盛況となる。
チェンラーイ、1988年。