2018年6月9日土曜日

プクティアンビーチ


フアヒンからバンコクに戻る途中、プクティアンビーチという海岸に立ち寄ってみた。
この海岸には、大きな女と小さな男の像が建てられている。女の像は、男に手を差し伸べているが、よく見ると牙を剥き出しにしている。一方、男の方は、像自体が小さすぎて表情は窺えないし、いかにも存在自体が薄すぎるように見えてしまう。
両者の関係をその場に居合わせた人に聞いてみると、女が離れてしまった男を取り返そうとしているのだ、とのことだ。
こんな大女に牙を剥かれたら、とてもじゃないがこの女のもとには帰る気がしないだろう。小さくなって、ひっそりと耐えているかのような男に、同情せざるを得ない。
ペッチャブリー、2012年。