バンコクを歩いていて、歩き難さに困惑することがある。
その原因は、歩道の障害物にある。店の看板が置かれるのは当たり前で、公衆電話があったり、電柱がど真ん中に立っていたり、バイクや下手をすれば車までも駐められている。これだけ障害物があれば、もはや歩道は歩くための場所とは言えないだろう。障害物を避けるために、わざわざ車道を歩くこともしばしばあるほどだ。
写真のように、歩道いっぱいに露店食堂が出ていることもある。歩行者はどこを歩いたらいいのか、などと腹を立ててはいけない。こういう食堂に限って、実に美味しく、しかも格安なのだ。
バンコク、2012年。